2009年度自衛隊観艦式

先日10月14日(日)に2012年度自衛隊観艦式が行われました。中国の動向がきになる昨今、いろいろと注目を集めました。
もちろん私も友人Aとともに乗艦券抽選に応募したのですが、両者ともにはずれました。
三年に一度の大イベントなので残念。まあ、倍率は富士総合火力演習の比じゃないので仕方がないですね。

というわけで、運良く乗艦券が当たった、前回2009年度の観艦式の写真をご紹介します。

2009年度観艦式は参加艦艇29隻、参加航空機29機の規模で行われました。
狭い海域に集まった多くの護衛艦が実際に航行している姿を見ることが出来るのは観艦式だけではないでしょうか。
観艦式は大きく三つの部隊に別れて行われます。観る側の「観閲部隊」「観閲付属部隊」と観られる側の「受閲部隊」です。「観閲部隊」のヘリコプター護衛艦「くらま」には当時の首相、鳩山由紀夫氏(外遊中)の代理として菅直人氏が乗っていたみたいです。確かに格納庫に紅白幕が張られ、飾り付けられてました。私は観閲付属部隊の掃海母艦「うらが」に乗艦しました。

ヘリコプター護衛艦「くらま」
ヘリコプター護衛艦「くらま」

ヘリコプター護衛艦「くらま」は首相が乗る船のため、一般の人は乗ってなかったようで、他の船に比べて甲板の人影がまばらでした。

小型護衛艦「あぶくま」
小型護衛艦「あぶくま」

小型護衛艦「あぶくま」はその名の通り小さめの船です。ぱっと見た感じは第二次大戦時の駆逐艦のようにも見えます。

ミサイル護衛艦「こんごう」と哨戒ヘリコプター「SH-60J」
ミサイル護衛艦「こんごう」と哨戒ヘリコプター「SH-60J」

ミサイル護衛艦「こんごう」は”イージス艦”と言ったほうが通りが良いかもしれません。イージス艦は非常に高いレーダー能力を持ち、それと搭載兵器をリンクさせることで、高い防御力を実現した船です。海上自衛隊は6隻のイージス艦を配備しています。
周りを海に囲まれた日本の防衛のためにははなくてはならない存在です。

受閲艦艇部隊。先頭はミサイル護衛艦「あしがら」
受閲艦艇部隊。先頭はミサイル護衛艦「あしがら」

受閲部隊が一列で徐々に近づいてくる様子は圧巻です。武者震いしました。先頭は2008年に竣工した日本で一番新しいイージス艦、「あしがら」です。
“ほぼ”我が地元の「あしがら」の名前がイージス艦についているのはうれしいですね。

受閲艦艇部隊(手前)と観閲部隊(後ろ)
受閲艦艇部隊(手前)と観閲部隊(後ろ)
ヘリコプター護衛艦「ひゅうが」
ヘリコプター護衛艦「ひゅうが」

 「ひゅうが」は2009年に竣工した護衛艦です。一見すると空母ですが飛行機は積めません。変わりに哨戒ヘリコプター「SH-60J」などを多く積むことができます。哨戒ヘリコプターの主な任務は対潜任務で、実質の対潜空母です。また、指揮通信能力に優れ、高度な医療施設を持つことから災害時等の現地対策本部としての役割も期待されています。東日本大震災の際は、三陸海岸沖に進出、哨戒ヘリコプター4機による支援活動を行いました。

「こんごう」と救難飛行艇「US-2」、「US-1A」
「こんごう」と救難飛行艇「US-2」、「US-1A」
手前から潜水艦救難艦「ちはや」、試験艦「あすか」、訓練支援艦「てんりゅう」
手前から潜水艦救難艦「ちはや」、試験艦「あすか」、訓練支援艦「てんりゅう」
自衛艦旗と艦隊
自衛艦旗と艦隊
帰投する艦隊。右端は護衛艦「さざなみ」
帰投する艦隊。右端は護衛艦「さざなみ」自衛艦旗と艦隊自衛艦旗と艦隊

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です